品質へのこだわり
吉田製材のレッドシダーの特徴
当社では、厳選したレッドシダー(米杉)を製品の材料として取り扱っております。
節の全く無い「無節」、小さい節やカスリが入る「上小節」の2等級で、独特の美しい色合いを永く楽しんでいただける最高品質のレッドシダーだけをご提供いたします。

レッドシダーでは、赤や白、オレンジなどの色の違いはありますが、それらが採られている部位は全て芯材です。国産の杉のように「白は辺材・赤は芯材」と、部位によって色が異なるわけではありません。幹が非常に太いレッドシダーは、丸太の中で芯材が占める体積が大変大きいため、その中から赤・白・オレンジといった様々な色合いの木を採ることができるようになっています。
節の無い木へのこだわり
当社は、創業から100年以上に渡り、節の無い奈良県・吉野の木を主な材料として、製材・加工業を営んでまいりました。
時代の変化に伴い、レッドシダーをはじめとした他の樹種も取り扱うようにはなりましたが、節の無い木へのこだわりは当社の中で今もなお生き続けています。
では、なぜ当社は節の無い木にこんなにもこだわるのでしょうか。
以下のようなものが挙げられます。
・節から水や汚れが内部に入り込まず、腐りにくいこと
・見た目が上品で美しいこと
100年に渡る歴史を持つ当社では、「節の無い材こそが最上である」という古来からの考えにより、節の無い木の取扱いに特に力を入れています。
レッドシダー特有の美しい色合いを、少しでも長く美しいままに楽しんでいただきたいからこそ、私たちは節の無いレッドシダーのみをご用意させていただいております。
デッキ材に用いるような節の多いレッドシダー材に比べ、当社の材の価格は割高だと感じられると思います。
その理由は、当社のレッドシダー材はひとくくりの2×4材ではなく、ご注文ごとに美しく強いブロック材から切り出す製品だからです。
壁・天井などに用いる内装材は、建物の中で何十年と営みに寄り添い続ける材料です。
長く使い続けるものには、美しい状態を長く保つことができる妥協の無い良いものを、ぜひ選んでいただきたい。
その想いで私達は、節の無い、もしくは節のほとんど入っていないレッドシダーだけをお客様にご提供できればと考えております。
少しでも当社のレッドシダーにご興味をお持ちいただけたなら、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。
